京うさぎがほえる

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私が英語教育を大切にしているワケ 

以前お話ししたのですが、私は英語教育はとても大切だと思っています。

今日はどうして私が英語教育を大切にしようと思ったのか、そのきっかけとなった出来事をお話ししたいと思います。 早く結論が欲しい!と言う人は、目次の「高校生時代」からご覧ください。

 
今日は京うさぎの成り立ちとともにお話ししたいと思います〜
 



幼少期

英語の歌マザーグース
私の実母は英語がとても苦手です。私の母(現在60代)の時代的にも、英語といえば中学校教育の英語くらいで、日本人の英語の先生が「ディスイズアペン」といかにもカタカナ英語で教える授業が一般的でしたので、特に発音は苦手意識が強いです。
 
我が子には、リスニングも発音にも苦労して欲しくないと、生まれた日から毎日赤ちゃんだった私に英語のマザーグースのカセットテープを流すようにしていたそうです。
 
小さい頃毎日聴いていたので、意味がわからないですが、マザーグースのイントロを聞くと今でも自然と歌は歌えます!

小学校時代

6年生から始まった英語授業で大活躍
マザーグースで鍛えられてきたリスニング力と発音の良さは、6年生で始まった英語教育(その頃の英語授業はまだしっかりしていませんでしたが)で、発揮されました。
 
ピーターラビットの劇を英語でしよう」という授業では、自分のセリフをCDから耳で覚え練習していたところ、先生や友達から発音の良さにびっくりされた覚えがあります。
 
英会話教室に行ったこともなくても、英語の歌を聴き続けただけで、クラスで英語がよくできるグループに入ることができたのです。
 
その時、「英語好きだわ。楽しいな。」と思ったように覚えています。
 
いつか自分の子どもが生まれたときには、自分と同じように、英語の歌を聞かせてあげようと思ったのもこの頃です。

中学校時代

勉強になると頭が拒否
小学校6年生で「私は英語ができる」「英語が得意だ」なんて天狗になっていた私ですが、中学校に入ると英語が苦手になっていきます。
 
英語を読むことや、書くことが必要とされ、「勉強」になったからです。
 
特に文法に苦戦しました。そして英語が大嫌いになりました。
 
その一方で、耳から入る英語の音は幼少期から聞いているからかとても心地が良く、洋楽にハマるようになりました。
 
中学校の先生がカタカナで英語を教えているのを聴きながら、「そうなの英語じゃない。絶対通じない。意味がない。」とずっと思っていました。
 

高校時代

海外旅行で確信へ
中学時代「なんとなくこんな英語の勉強無意味だ」と思い続けたもやもやが確信に変わりました。
 
私の中の英語とは
 
X  英語を読み書きできる
 
○  英語話せる・会話できる
 
だということに気づいたのです。
 
つまり、私が求める英語のできる・できないは、日本の学校教育の求めるものと違うと言うことに気づいたのです。
 
当時の英語学校教育は、まだまだ文法・読み・書き中心で、英会話中心ではなかったからです。
 
英語ができる友達が、英語が話せるかと言われると決してそうではなかったのです。
 
そんな日本の英語教育に馴染めなかった高校3年生の夏、修学旅行でマレーシアに行くことになりました。
 

 
その行った先のマレーシアで1人のバスガイドさんに出会いました。このバスガイドさんとの出会いが、その後の私の教育に大きく影響しました。
 
バスガイドさんは4ヶ国語話せるマレーシア人でした。日本語はもちろん、英語、中国語、マレー語もネイティブ並み話せるとのことでした。
 
「どうやって勉強したの?」
 
と聞いてみると
 
「勉強なんてしたことないよ。だって言語だから。」
 
と言われました。「言語だから」の意味がわからなかったのですが、今となれば「言語は、コミニケーションのツールの1つ。赤ちゃんでも勉強せずに話すでしょ」と言う意味だったのかなと思います。
 
バスガイドさんは、日本語を日本のアニメで学んだそうです。
 
マレーシアは、いろんな人種の人やいろんな言語を話す人がいるため、テレビ番組は、原作の言語のまま放送されるそうです。「たまたま好きだったテレビ番組が日本語だったから、自然と日本の言葉が身に付いた。」とのことでした。
 
また、4カ国語話せるものの、読み書きできるのはマレー語のみとも言っていました。でも、読み書きできなくても会話がしっかりできると何も困らないと教えてくれました。
 
私がずっとモヤモヤしていたもがすっきり晴れ渡るようでした。
 
「私が求める英語教育は、読み書きじゃない。会話ができることだ。私が求める英語教育は、このバスガイドさんの習得方法に違いない!」
 
と思いました。

現在

現在私は3人の子どもを育てています。 どの子にも幼少期から英語の歌を聞かせるようにしてきました。 見たいテレビは、原作が英語のものであれば英語で見せています。 おかげで、10歳の娘は10年間英語を聴き続けているため、机に向かった勉強もせず英検4級を合格しました。リスニングは満点です。 読み書きの練習はしていませんが、12月は学校の国語で年賀状を書く授業があったそうで、サンタさんへの年賀状を英語で書いてきました。(なんでサンタに年賀状やねんってツッコミつつ😂しかも国語科で英語書いて先生困っただろうな…😂)

 

「私は英語ができる」という自信につながっているようです。

文法、つづりはまだまだ間違いだらけですが、英語でかきたいと思うのがいいなぁと思いました。

 

 

5歳の息子は、好きなDVDを英語で理解できるほどに育っています。

しかし、英語ばかりでなく、日本語をしっかり習得させてあげたいとも思っています。

最近出会ったアゼルバイジャンの国の人は、 「日本人は素晴らしい。誰もが日本語をしっかり話せるから。アゼルバイジャンは多言語で、どの言葉も中途半端。みんな自分の気持ちを表す言葉を持てない。相手に自分の気持ちが伝えられない。」 と言っていました。

日本語を大切にしっかり習得させつつ、英語を楽しめるような環境作りをしたいと思っています。

まとめ

子どもの世界を広げてやりたい。言語の壁はなくしてやりたい。
少しでも子どもの人生が豊かになってくれたらと思います。
 
英語は言語です。お高い英会話教室に週に1度1時間通わせることよりも、毎日少しずつでも英語を耳にする方が効果的です。
 
だって「言語」ですから。
 
どんなに勉強が嫌いな子でも、どんなに運動が苦手な子でも、「言語」だけは必ず誰でも習得し話しができます。
 
だって「言語」ですから。
 
みんな何らかの言語を習得し大人になります。
 
それが1つなのか、2つなのか、もっと多いのか。
 
それだけの違いです。
 
ぜひ、子どもに何かをと思われた際は、迷うくらいならとりあえず英語に取り組んでみてはいかがでしょうか☺️
 
一緒に子どもの世界を広げよう!