京うさぎがほえる

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失敗しないランドセルの選び方 焦らなくて大丈夫! むしろゆっくり決めるのもメリットあり

私の息子は今年年長さんになりました。

まだ年長さんになりたてにもかかわらず、周りのママ友達から「ランドセル何色にした?」「どこのランドセル買った?」と言う話題が聞かれます。

年々ランドセルを買う時期が早まっているようです。

周りがそんな話をしていると焦っちゃいますよね。

いつどんなランドセルを買えば良いか迷っている方のために、娘のランドセル選びを経験してみて&小学校教諭の目線から、失敗しないランドセル選びの仕方を紹介したいと思います。

ランドセルの良さとは

意外と知られていないのが、ほとんどの公立小学校は「必ずランドセルでなくて良い」ということです。※もちろん学校による

少なくとも、私が勤務した公立の小学校ではランドセル指定はありませんでした。ただし、安全上両手の空くカバンを持つようには声をかけます。

しかしながら、99.9%の1年生の子どもたちはランドセルで入学してきます。

なぜでしょう?

日本特有の「みんながそうだから、自分もそうする」と言う考えからでしょうか。

もちろんそれもあると思います。

日本の文化の一部になり、当たり前になっているからでしょうか。

それもあると思います。

でも、やっぱり教員側の私もランドセルをお勧めします。

何故かと言うととても優れているからです。

学校に通う用に、しっかり設計されており、ランドセルに勝てるものはありません。

軽くて、丈夫で、使いやすく、収納力も充分。体への負担も少ない。

日本のランドセルはとても優秀なのです。

ランドセルを誰が選ぶか

ランドセルを買うとき、誰がランドセルを選んでいるでしょう。

子どもたちに聞いてみると

  • おじいちゃん、おばあちゃん
  • 自分

大体、この三択です。みんなで見に行ったとしても、最終的に「これ」と決めるのは、この中の誰かです。

1番のオススメは大人が口出しせず、子どもに選ばせてあげることです。

おじいちゃん、おばあちゃんが選ぶ

おじいちゃん、おばあちゃんのメリットは、お値段の高いランドセルも視野に入れられることです。おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらった子どものランドセルは、孫へのプレゼントなので結構高級なランドセルを持っている印象です。デメリットとしては、一緒に選びに行っていない場合、おじいちゃん、おばあちゃんの趣味で買ったものなので、子どもが自分のランドセルに愛着を持っていないことです。とある家庭の話では、「プレゼントでもらったランドセルの色が個性的で子どもが嫌がって返品してもらった」と聞いたことがあります。

おじいちゃん、おばあちゃんに買ってもらう際は一緒にお店に行って選ぶか、何度も話し合って、子どもの意見を聞いてあげて欲しいです。

親が選ぶ

1番多いのは、親と子どもが一緒にランドセルを選ぶパターンです。しかし主導権は親が強い場合が多いように感じます。こだわり抜いたブランドのランドセルを持っている子どもはこのパターンが多いです。1番初めに紹介した早い時期からランドセルを選んで購入している家庭は、親が積極的にランドセルを購入しようと考えている家庭ではないでしょうか。

子どもが選ぶ

親と子ども本人が一緒に選びながら、最終的に子どもの意見を優先するパターンです。我が家は娘が自分で選びました。小学校5年生になりますが、ランドセルを自分が選んだのでとても大切にしてくれています。かなり雑な性格の娘ですが、ランドセルだけは他の子よりきれいに保てているように思います。デメリットとしては、5歳程度の子がその時欲しいデザインや色を選ぶので、高学年になると少し幼く思う色を選ぶ可能性があります。私の娘は明るい紫色です。1年生には可愛かったですが、5年生にもなると少し幼く思います。

何を重視するか

デザイン、ブランド

高いものだと何十万円もするようです。その分よく考えられて作られています。

内側までこだわったデザインがやはり素敵だなと思います。

私の周りでは、土屋鞄と言うブランドが人気です。

価格

安いものは1万円程度から、高いものは30万円を超えるものまで様々です。

インターネットで買うのが比較的安いです。

また、我が家は1年生になるギリギリ前の3月に買いました。そうすると、展示品や売れ残りでかなり安く手に入ります。売れ残りといっても、十分に選択肢はあり満足度が高かったです。

使いやすさ

特にA4ファイルが入るか、重くないかが重要かと思います。

学習支援の観点から、これからはB5サイズよりA4サイズの教科書やノートやプリントが増えてくると思われます。たまにA4サイズのものが斜めにしないと入らないランドセルを見かけます。

また、これからはICT教育が進むと考えられるので、パソコンを毎日持ち帰るようになる可能性が高いです。子どもたちの体力ではパソコンはかなり重いです。少しでも軽く持ち運びできるようにランドセル自体の重さをなるべく軽くしてやりたいと思います。

まとめ

我が家は娘が1年生になるギリギリ前の3月に買いました。3月は売り切りたい店側がかなり割引をしてくれます。ちなみにニトリで買いました。売れ残りといっても、かなりの数の中から選べました。どれを選んでも1万円までなので、どれでも娘が好きなものを買ってやることができました。

5年間使いましたが、全く壊れることもなく丈夫で、娘曰く、誰よりも収納力があるのだそうです。確かに他の子がランドセルに入らなかった分を手提げやナップサックで補充しているところ、娘はエプロンや体操服、上靴もランドセルの中にすべて入れられて通っています。

お高いブランド物ではないし、「すぐ壊れるだろう。壊れたらまた買おう。安いし」と思っていましたが、とても満足いく買い物となりました。

 

最近、個性的な色のランドセルを見かけるようになりました。男の子だから黒色、女の子だから赤色などというジェンダーは少なくなってきたように思います。(とは言え、まだまだ黒色赤色が多いですが)

それぞれ自分らしい色を選べるようになったのは良い時代になったなと思います。

ちなみに、小学校教諭をしていて珍しい色だなと思ったランドセルは「白」です!

おそらく1000人以上の小学生を見てきましたが、白はたった1人しかいませんでした。

その子はとても自分のランドセルを大切にしていました。「僕が自分で選んだんだー😊」とすごく気にいっている様子でした。

きっと親目線だと「白は汚れやすい」とか「目立ちすぎる」と思って避けるのではないかと思います。白を買ってあげたおうちの人の心の広さに感心です。(さすがに私も汚れやすいだろうから白は避けると思う。)

 

さてさて、ランドセルを買う時期ですが、私のオススメは1年生になる前のギリギリ3月。

  • セールが行われ安い
  • 友達が買った色を聞いて参考にできる
  • 急な転校でも対応できる(学校によっては指定のカバンがあって、ランドセルを使えないことがある。)

私の友達の家では、ダメ元で受けた小学校受験が合格し、買ったランドセルが必要でなくなりリサイクルショップで売ると10分の1程度の値段になってしまったとのことでかなり後悔されていました。

ランドセルが買うのが遅いからと言って、日本からランドセルが1つもなくなるという事はありません。特にこだわりがないのであれば入学ギリギリでOK。6年間使うものだからこだわったものにしたい場合は、選択肢も多く、良いものが手に入るように、やはり早めに決めるのがいいと思います。

選ぶのが誰であろうが、どんな時期に買おうが、使うのは子どもなので、子どもが使いやすい大切にできるものを選べるといいですね。

 

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