京うさぎがほえる

🔰ブログ初心者🔰

片付けできない子ども達 子どもの荷物に困った時は? ルールをたった1つ作るだけ

子どもが片付けをしない

子どもに何度「片付けなさい」と言ってもなかなか片付かないですよね。

散らかったままの部屋を見てだんだんイライラしてきますよね。

少なくとも私は5年前まで片付けない子どもにイライラしていました。褒めてもだめ、怒ってもダメ。綺麗になるのはほんの1週間だけ。どうしたらいいのと悩んでいました。

1番手っ取り早いのは、きれいな部屋でいることを諦める事。ですが、それは私にはできませんでした。

以前もお伝えした通り、私の実家はゴミ屋敷でした。ああはなるものかと必死に片付けてきたのです。汚いを受け入れると言う事は、自分の実家を受け入れるということなのです。

ということで、10年かかってたどり着いた「子ども自身が進んで片付けするシステム」をお伝えしたいと思います。

このシステムのおかげで、我が家は特に親が何も言わなくても、部屋はきれいに片付いています。

 

「myボックス」

子ども1人につき、カラーボックス1段分の引き出しを渡します。

我が家は、子どもを引き連れニトリに行き、各自好きな色のボックスを1段分買いました。

たまたま娘も息子も透明の箱を選びました。

娘は大きな箱1つ。息子は小さめの箱を2つ。どちらもカラーボックス1段分です。

写真の1番上の段がそのmyボックスです。

透明なので、中身が透けて見えていますね(笑

ルールはたった1つです。

欲しいものはmyボックスに入れる。

これだけ。

そして、こう声をかけました。

「毎日寝る前に必要なものはこのmyボックスに入れてね。入っていないものは許可無く捨てるからね。」

言ったからには、親も少し努力が必要です。夜子どもが寝てから、ボックスから出ていたものをゴミ箱に入れます。捨てるにはもったいないものがあるかもしれません。捨てるには高価すぎるものもあるかもしれません。でも、心を鬼にして最初3日がんばって捨て続けてください。

あと、親の物差しで必要か、不必要かを勝手に判断しないでください。どんなにゴミに見えてもボックスの中にあるものは手を出してはいけません。子どもの大事にしているものと、大人の大事にしたいものは決して一緒では無いのです。

そして、朝に「昨日ボックスから出て分捨てたからね」と子どもに伝えて下さい。そう伝えられて、もしかしたらゴミ箱から子ども自身が拾い直すことがあるかもしれません。それは構いません。拾い直したものをちゃんとボックスに収められればオッケーです。

そして3日もすれば定着します。

3日後には、子どもたちは寝る前に片付けてから寝るようになります。

 

我が家は「片付けなさい」と言う声かけはなくなりました。

勝手に子どもが片付けてくれます。

おもちゃがどんどん増えることもなくなりました。

新しく買ったおもちゃもmyボックスに入らないからです。または買ったおもちゃの代わりに昔のおもちゃを捨てなければならなくなるからです。衝動買いや無駄買いがなくなりました。

定期的にmyボックス内を整理整頓する様子も見られます。きれいに整頓すれば、中に入るものの数が増えるからお得だと感じるようです。

 

我が家の実際のmyボックス内の様子です。

左が娘(小学5年生)、右が息子(年長)のボックスです。

 

中身はこちら。

大人から見ると、必要じゃなさそうなものもびっしり詰まっていますが、口出しをしてはいけません。

 

myボックスを取り入れて良かったと思うのは、ものを大切にできるようになったことです。本当に欲しいものだけが残り、自分のものとして扱うので所有物ひとつひとつに責任を持っているように感じます。

写真をご覧の通り、息子は、蛙のぬいぐるみも壊れて綿が出てしまったお腹を縫ってまでも使い続けています。

何が必要で、何が不必要で、どれだけの量なら持っていられるのかと考える力。

限られた枠の中で、最大限良い方法見つけようとする力。

それらをすでに5歳の息子はしっかり考え過ごしています。

「片付けなさい!! 」と怒鳴られてしぶしぶ片付けている姿はもうありません。

なぜ片付けるのか。

大切なものだから、大事に扱っている意識を持ってくれているように思います。

怒鳴って叱るよりも、子どもが自ら動けるシステム化アイデアを日々考える京うさぎ。

よかったら、他のシステム化アイディア記事もご覧ください💖

rabbitx3.hatenablog.com

rabbitx3.hatenablog.com

 

はてなブログのランキングに参加してみようと思います🌟↓クリックしていただくとランキングに反映されるシステムのよう。よかったらポチッっとしていってくださいませ(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)