お小遣いで学ぶ我が家のお金教育 お小遣いはいつからどのように?お小遣いで学ぶ金銭感覚
皆さんのお家では子どもにお小遣いをどのようにあげていますか?
今日はお小遣いでお金の教育をする我が家の小遣い事情をお話ししたいと思います。
お小遣いのあげ方
お小遣いのあげ方もいろいろあると思います。
大きく分けると3つではないでしょうか。
定額制
決まった金額を、決まった周期で渡す。
【例】毎月500円あげる。
報酬制
仕事をした分報酬として渡す。
【例】洗濯物をたたんだので、50円渡す。
臨時制
必要な時に必要な分渡す。
【例】明日友達と遊びに行くので500円渡す。
我が家のお小遣いのあげ方
我が家は報酬制です。仕事をすればした分だけお小遣いを渡しています。
我が家はお小遣いからお金の教育をしたい考えています。
お金の使い方や、お金の稼ぎ方をお小遣いから学んでほしいと思っています。
仕事で働いた分給料がもらえるように、家でも仕事をした分お小遣いをもらえるようにしています。
社会で働く疑似体験にしたいと思っています。
報酬制メリット
頑張った分だけ報酬が増える
やればやるだけお小遣いがもらえるので、子どもが前向きにお手伝いをしてくれるようになります。しかも、我が家はお手伝いと言うより仕事なので、手抜きをすればお小遣いが減るためしっかり働いてくれます。共働きで家事がなかなかできない家には、子どももしっかり働いてくれるスタッフの1人になります。
子ども側からすると、忙しい時はやらなくてもいいし、何か買いたい時はたくさん働けばいいので、目的に応じて仕事を調整することができます。
働く上限を決めていないので、本当に欲しいものがある時は「ママあれ買って」と言うのではなく、黙々と働いてくれます。物乞いをしても、人からものをもらえるとは思っていません。自分で手に入れるものと認識しているようです。
計画建ててお手伝いをする
いつ何がどれだけ欲しいのか考えてからお手伝いするようになります。子どもも無駄に働きたくはないと考えているからです。
例えば、3月14日はホワイトデーでした。娘はバレンタインでお菓子をくれた友達にお返しをしたいからと、14日に向けて、2週間前から仕事を増やし働いていました。働いたお金で、友達が喜びそうなものを買います。私は友達のためのプレゼントとして働くのがとてもいいなと思いました。自分が納得するプレゼントをあげれたようで喜んでいました。
一方、娘は普段は塾などで忙しいため、あまり働くことができません。
自分でその日の時間の使い方を考え、ゆっくりくつろぐのか仕事をしてお金を稼ぐのか調節できるのもいいと思います。
報酬制デメリット
「誰かの役に立ちたいからお手伝いをする」考えはあまり望めません。
お金がもらえないなら働きたくないと考えるのも当たり前です。
ですので、そうならないように仕事をした時は、お小遣いだけでなくいっぱい褒め、いっぱい、喜んであげるようにしています。
お金以上に認めてもらえる承認欲求を満たしてやることも大切だと思うからです。
そうすることでお金をもらえなくても喜んでもらえるなら、動こうとおもうようです。
また、して当たり前の事にはお小遣いはあげてはいけません。例えば、着替える、歯を磨く、食事の配膳、洗濯物を自分の部屋に運ぶなどは各自の仕事としてお金は発生しません。そこにお小遣いが発生すると、各自がそれぞれでやるべき当たり前のことをしなくなると考えたからです。
お小遣いの単価
一応どれだけ頑張っても月3000円が限界になっています。
(とは言え、今までの最高額は月1000円程度です)
また、料金設定は単純で覚えやすいようにしています。
我が家の料金設定は2パターンです。
誰かと一緒にやったお手伝い10円
例えば
・ママが作っている料理を焼くところだけ手伝った。
・洗濯物をママと一緒に取り入れ、ママの指示で各部屋に運んだ。
などです。
主体が大人で、その仕事をお手伝いした時です。
1人でやった家事 50円
例えば
・洗濯機を回し、干した
・洗濯物を取り入れ、たたんだ
・夕飯を1品作った
・風呂を洗い、湯を入れた
などです。お手伝いではなく、1つの家事を終わらせることです。
まとめ
おこづか手のあげ方はそれぞれいろんな考えややり方があります。ただ子どもがお金が欲しいといったからという理由で適当にお金をあげるのはもったいないと思います。お小遣いから社会に出た時のリハーサルと思って金銭の教育に活用してみてはいかがでしょうか。
少子化や高齢化社会によって、これからは国に頼っていても生活を保障してくれない未来が待っているでしょう。一人一人が自立し、「生きる力」をしっかり身に着けていかにないと生きることも苦しい時代がくると思います。子どものうちからお金をどのように使うか、どう稼ぐか、運用するかを学ばせてあげるのも大事な親からの教育と思います。
ではでは~