京うさぎがほえる

🔰ブログ初心者🔰

実家(ゴミ屋敷)の掃除②準備編 物を捨てられない親vs物を捨てたい私 掃除に至るまでの下準備 

昨日の【実家(ゴミ屋敷)の掃除①状況編 物を捨てられない親vs物を捨てたい私 ゴミ屋敷に変わってしまった実家に愕然】の続きになります。

rabbitx3.hatenablog.com

今日は準備編ということで、実家掃除計画の下準備と母の気持ちの変化について書いていこうと思います。

掃除に前向きになってもらうために

話を聞く

実家の三重県から離れた京都に私は住んでいるので、一緒に顔を合わせ話をする時間はありません。唯一話すのは電話です。

母と電話をした時、思い切って掃除の話を出しました。

 

この今の実家をどう思っているのか。

この状況は望んだものなのか。

困っていないのか。

 

家で一番権力がある母の話を聞きました。父は昔から物静か母に勝てないタイプ。母がすべてを決める家庭でしたので母を優先しました。

とにかく否定せずにゆっくり優しい穏やかな気持ちで聞きました。私から「こうしたら、ああしたら」とは絶対に言わず、聞くだけです。

すると、「きれいな家に住みたいから家をもう一軒買いたい」や「お父さんが物を捨てられないからどんどん物がたまると困っている」「家をリフォームしてきれいにしたいな」など愚痴や夢物語ではあるものの、「きれいな家に住みたい」という言葉が聞かれました。

そこでその気持ちを拾い「掃除手伝わせてくれへん?私の体力あるうちに。育休でゆっくり掃除に付き合えるのも最後のチャンスと思うし。」とだけ言いました。

あくまでお手伝い。主体は母。嫌と言ったら即終了でいいからと。

すると「まあ、掃除手伝ってほしいとは思うけど・・・」

と少し前向きになってくれました。

そこで、実家に帰る計画を立てました。

10日間帰る予定で調整しました。

掃除業者のYouTubeを見てもらう

帰省の予定を立てても、実際実家に滞在できる限界は10日間、しかも一か月先の日程でした。

10日間では時間が足りないと感じました。相手はゴミ屋敷ですから普通の掃除ではありませんので。

しかも日程は一か月も先。いつまた「もう来るな、掃除はやめてくれ」と心変わりをしてもおかしくありません。

そこで、少しでも掃除への気持ちを高めてもらいつつ、効率的に母に動いてもらえるように考え、以下の2つのYouTubeを見てもらうよう母に紹介しました。

ゴミ屋敷専門パートナーズ

ゴミ屋敷専門パートナーズでは、他の家庭のゴミ屋敷を見ることで、自分の家が同じレベルにあることを知ってもらいました。毎日少しずつ変化していく自分の家を客観的に見ることが難しいのでとても効果的でした。そしてパートナーズの皆さんが一生懸命体を動かしながら家をきれいにし、笑顔になる依頼者の映像を見てもらい、「きれいな家っていいな」と思ってもらえるようにしました。

おすすめはこちら↓

【一緒にお片付け】懐かしいモノがいっぱい♪25年以上住んでいるお家のご依頼者様のお母様の遺品整理をご依頼いただきました!50代 女性 - YouTube

週末ビフォーアフター

週末ビフォーアフターでは、捨てない片付けの方法を学びました。こちらは片付ける側の私にもかなり参考になりました。捨てずに家をきれいにする。これなら私の両親も私も納得です。1カ所にものをあつめ他の部屋をきれいにし、きれいな部屋を体験することで自らの掃除を促すという考えです。後々、この考えがとても役に立ちました。

おすすめはこちら↓ 

【片付けで人は変わる?】2ヶ月後に抜き打ちチェック 片付けレシピ【第71話】 - YouTube

 

リフォームをされたきれいな家を見せる

YouTubeで綺麗になる部屋のイメージと掃除しようという気持ちを持ってもらったところで、計画の帰省の日となりました。

 

実家に帰省し、まず母を連れて行ったのが家具屋です。どこでもいいです。私はニトリにしました。とにかく、ついで用事でいいので家具屋さんに連れて行きましょう。素敵な家具が並んでいます。それを見ながら「もし家がきれいになったらこの机おきたいね。」「もし家がきれいになったらこんなカーペットあうんじゃない?」と気持ちを盛り上げました。

また、リフォームをした後の例が載っているパンフレットもいただき見せました。

すると、母の口から「そうだね。掃除が終わってきれいになったらリフォームしたいなぁ」と前向きな言葉が出始めました。

ここは夢物語に付き合ってあげようと思いうんうんと頷きました。掃除が終わったら好きにしてもらったらいいのです。とにかく掃除をしようという気持ちになってもらうことが大事だったのです。

絶対物を捨てないと言う約束をする

これが一番大事でした。

絶対何一つ捨てないから大丈夫と約束をしました。

あくまでものを移動させるだけ整理整頓をするだけと約束しました。

 

すると、「じゃあ掃除してもらおかな~」と母が言ったのです。10年間かかった掃除までの道のりですが、下準備と「ものを捨てない」という条件で受け入れられたのです。

母がOKなら権力の弱い父もOKですので、すぐに掃除に取り掛かりました。

残り9日。

どこまでできるか。

 

明日は実際の掃除ビフォーアフターを紹介したいと思います!続く。